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国際安全規格「ISO12100」について

国際安全規格ISO12100が日本工業規格(JIS)

国際標準としての基本安全規格ISO12100-1及びISO12100-2が発効され日本でも2004年にJIS B9700-1及びJIS B9700-2としてJIS規格化されています。
この規格化により、機械や装置類にはこの規格に沿った安全方策が必要となります。
この国際安全規格は、極めて高い理念に基づき、広範囲を対象としたものとして体系化されつつあり、規格は階層化構成となっていて、下位規格は上位規格に準拠する体系になっています。(下記図参照)

ISO13849-1 : 2015について

従来はスイッチやリレーなどに代表される電気機器(械)的部品(非半導体)、確定論的考えに立った設計と評価でしたが、 機器(械)の複雑化、ソフトウエアによる制御などにより、従来の安全の評価方法では、実際の環境とそぐわないため、 IEC62061 の概念を取り入れた ISO13849-1:2015 に改訂されました。
従来の構造による定義のほか、部品レベル の危険側故障までの寿命、危険側故障検出を加え、安全制御システムの信頼性を確率論的に評価、実際の機械の使用 状況に合わせ、定量的に評価することが可能になりました。

国際安全規格(ISO/IEC)ガイド51

    1.基本安全規格(A規格)
    2.グループ安全規格(B規格)
    3.個別機械安全規格(C規格)
iso121001

このように国際安全規格の頂点に位置するA規格には、現在のところISO12100(JIS B9700)とISO14121(JIS B9702機械類の安全性-リスクアセスメントの原則)の2つの規格があり、機械の安全を構築するうえで機械が持つ危険源を見つけ、評価するリスクアセスメントが重要視されています。
現在、全世界向けの機械の設計・製造には、国際安全規格ISO12100(JIS B9700)とその関連知識が必要となります。

1.基本安全規格(A規格)

全ての規格類で共通に適用できる基本概念、設計原則を扱う規格。
特徴としては、リスクアセスメントに基づき、

と言う3つの方法を用いてリスクを低減し、安全性を確保する事を要求している点です。

国際標準機構(ISO) 国際電気標準会議(IEC)
・基本概念、設計のための一般原則(ISO 12100)
・リスクアセスメント規格(ISO 14121)


2.グループ安全規格(B規格)

安全関連設備で共通に使用されるような要素(例えば、安全に係わる装置や電気設備、電子機器など)と、安全に係わる物理量(例えば、温度や安全距離など)に関する規格です。

国際標準機構(ISO) 国際電気標準会議(IEC)
・インターロック規格(ISO 14119)
・ガードシステム規格(ISO 14120)
・システム安全関連部(ISO 13849-1)
・及び安全関連部品規格(ISO 13849-2)
・安全距離規格(ISO 13852)
・突然の起動防止規格(ISO 14118)
・両手操作制御装置規格(ISO 13851)
・マットセンサ規格(ISO 13856)
・階段類の規格(ISO 14122)
・電気設備安全規格(IEC 60204)
・非常停止規格(IEC 13850)
・センサ一般安全規格(IEC 61496)
・センサ応用規格(IEC 62046)
・電気的安全規格(IEC 61508)
・スイッチ規格類(IEC 947)
・EMC規格(IEC 61000-4)
・トランス規格(IEC 76)
・防爆安全規格(IEC 79)

3.個別機械安全規格(C規格)

特定の機械に対する詳細な安全要件を規定した、いわゆる製品規格。
製品例 : 工作機械、産業用ロボット、鍛圧機械、無人搬送車、化学プラント、輸送機械など。

用語説明
ISO(International Organization for Standarization)
国際標準化機構 :
工業規格の国際統一と調整を促進することを目的とし、1947年に設立しました。
加盟国85カ国。
スイスのジュネーブに中央事務局が置かれています。
IEC(International Electrotechnical Commision)
国際電気標準会議 :
電気に関する国際規格の統一と協調を目的とし、1906年に設立しました。加盟国55カ国。
スイスのジュネーブに中央事務局が置かれています。

参考文献

  • ・ISO「機械安全」国際規格  (社)日本機械工業連合会編   日刊工業新聞社
  • ・機械安全の国際規格とCEマーキング  丸山弘志   日本規格協会
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